Global Energy Policy Research

メルマガ6月12日号。委員長の岡芳明氏が再生可能エネルギーの過剰な補助金を批判している。正論だが、特別職の公務員が政府の政策を批判することは異例。ただし、岡氏の指摘通り、再エネを増やすには原子力発電を増やすことが合理的だ。再エネは天候で左右されるために出力の変動が激しいため、発電量が管理できる原子力を予備として入れた方がいい。

岡芳明原子力委員長のコラムです。科学の専門家と国民の対話が、難しいことを指摘。この問題の解決を訴えている。原子力政策当局者の持つこの問題意識は、適切なものと言える。

5月10日付メールマガジン。鈴木達治郎委員長代理の寄稿。原子力発電の比率、核燃料サイクルの意義、プルトニウム問題についての識者意見聴取のまとめ。核燃料サイクルについて、識者の間では「継続」の意見が多いことがうかがえる。

今年６月に取りまとめた文章。燃料サイクルをどのように行うか、「全量再処理」「再処理と直接処分の併存」「直接処分」の３パターンについて見解をまとめ、国民の選択に委ねた。同委員会は廃止を含めてあり方を再検討されることになっており、明確な方向を打ち出さなかった。