【アゴラシンポジウム】成長の可能性に満ちる農業

2016年11月29日 09:08

石破茂衆議院議員(元農水大臣)が講演

進行する農業改革をめぐり池田信夫アゴラ所長が現場の有識者と共に未来を探る

12月20日(火曜日)午後6時から午後7時30分まで。東京・六本木にて

140806-014-s

 

日本の農業の姿が変わろうとしています。

規制と補助金主導から、自立と競争への転換です。改革が遅れた分野ですが、それゆえに発展は大きな「伸びしろ」があるのです。

そして今、世界ではITや遺伝子工学の利用で、途上国を含めて農業の生産性が急速に高まり、産業としての新しい可能性が切り開かれつつあります。

劇的な変化を前にして、農業に私たちはどのように向き合うべきでしょうか。

今回アゴラ研究所は、「第6回アゴラシンポジウム成長の可能性に満ちる農業-新技術と改革は日本再生の切り札になるか」を開催し、日本の農業の未来を考えます。

シンポジウムには、石破茂衆議院議員が出席し、講演をしていただきます。

石破議員は、鳥取県選出であり、農水大臣、防衛大臣、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)、自民党幹事長を務めた有力議員。農業問題にも精通し、政界・自民党では先駆的に農業改革を訴えました。

やる気のある農業経営者を保護する政策への転換、農協の合理化、輸出による産業力の強化支援を現在政府は行っています。これらはかねてから石破議員が主導した政策です。石破氏を交えて、農業の可能性、新技術を使った技術革新の可能性について議論をします。

共に問題を考えましょう。

参加費は無料です。

申し込みはこちら

yosx8194-s

IT利用と農業(写真はイメージ、写真提供はぱくたそ

構成:

第1部:講演・石破茂衆議院議員「農業による日本の活性化−政治家の立場から」(質疑応答あり)

第2部:パネルディスカッション「成長の可能性に満ちる農業-新技術と改革は日本再生の切り札になるか」(石破氏一部出席)

出席者:

石破茂(衆議院議員(自民党))

市川まりこ(食のコミュニケーション円卓会議)

小野寺靖(農業(北海道))

小島正美(毎日新聞編集委員)

池田信夫(アゴラ研究所所長)

日時:

12月20日(火曜日)午後6時から午後7時30分まで

場所:

〒106-0032

東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー9階

ベルサール六本木コンファレンスセンター

*近隣のビル「ベルサール六本木」とお間違えのないように、お気をつけください。この会場は六本木グランドタワーというビル内にあります。

交通・南北線「六本木一丁目駅」直結/日比谷線・大江戸線「六本木駅」より徒歩5分/銀座線・南北線「溜池山王駅」より徒歩8分/日比谷線「神谷町駅」より徒歩10分

会場への場所電車によるアクセスはリンクした同センターサイトをご覧ください。

This page as PDF

関連記事

  • 米科学アカデミー
    米科学アカデミーが5月に公開したサイト。遺伝子組み換え作物の現状を包括的に評価した。
  • 世界の農業では新技術として遺伝子組み換え作物が注目されている。生産の拡大やコスト削減、農薬使用の抑制に重要な役割を果たすためだ。ところが日本は輸入大国でありながら、なぜかその作物を自由に栽培し、活用することができない。健康に影響するのではないか、栽培すると生態系を変えてしまうのではないかなど、懸念や誤った情報が消費者の間に広がっている。この問題を議論するために、アゴラ研究所は「第6回シンポジウム 遺伝子組み換え作物は危険なのか?」を今年2月29日に東京・内幸町のイイノホールで開催した。
  • 池田・本日は専門家を招き、さまざまな視点から問題を考えます。まず「遺伝子組み換え」という言葉に私たちは、なじみがありません。説明をいただけますか。 田部井・私たちの食べる農作物はたいてい品種改良で作られています。遺伝子組み換えはその技術の一つです。品種改良は花粉を交配させ作ってきましたが、遺伝子組み換えは重要な形質を持つ遺伝子を持ってきて植物の種子に加えるというものです。
  • 米国の農業を米国穀物協会の取材支援によって8月に現地取材できた。それを全4回に渡って紹介する。(第1回、全4回) 米国科学アカデミー(NAS)は5月、「遺伝子組み換え作物-経験と見通し」という報告書を発表した。この作物を総合的に評価するものだ。
  • 小島・農水省の中に、遺伝子組み換え作物の栽培の計画を持っている人がいました。ところが民主党政権が成立して、全部つぶれてしまいました。それがそのまま放置されている状況です。
  • 先日のTBS「報道特集」で「有機農業の未来は?」との特集が放送され、YouTubeにも載っている。なかなか刺激的な内容だった。 有機農業とは、農薬や化学肥料を使わずに作物を栽培する農法で、病虫害に遭いやすく収穫量が少ない
  • 池田・石破さんの意見には、印象に残る点がいくつかありました。メディアがこの問題、安全に傾きがちな面はあるという指摘ですが、小島さん、この点をどう考えますか。
  • NYタイムズ
    7月14日記事。GMOの統一表示義務が米国で実施される見通し。これまで各州で基準はまちまちだった。

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑