今週のアップデート - シンポジウム12月8日開催(2015年11月2日)
アゴラ研究所の運営するエネルギーのバーチャルシンクタンク「GEPR」(グローバルエナジー・ポリシーリサーチ)はサイトを更新しました。
今週のアップデート
アゴラ研究所は12月8日にシンポジウムを開催します。出演は田原総一朗さん(ジャーナリスト)、モーリー・ロバートソンさん(ジャーナリスト)、松本真由美さん(東京大学客員准教授)が参加します。静岡県掛川市で。ぜひご参加ください。
環境法研究家の東田八幡氏の寄稿です。原子力規制委員会、規制庁が活断層と勝手に認定した日本原電敦賀原発2号機の活断層問題で、文章の書き換え、また説明の拒否など問題のある対応をしているとの告発です。なぜ説明責任を果たさないのか。行政機関として異様と思います。
10月27日放送の言論アリーナを公開しました。現地で医療活動を行う公衆衛生の研究者でもある越智小枝医師(相馬中央病院内科診療科長)に話をうかがいました。
今週のリンク
日本経済新聞10月26日記事。愛媛県の中村時広知事が四国電力の伊方原子力発電所の再稼動を認めました。それにより、再稼動手続きが本格化する見込みです。ただし、まだ地元の合意集積、審査などさまざまな問題が起こりそうです。
ダイヤモンド・オンライン10月30日記事。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授で、政策分析で定評がある、元経産官僚の岸博幸氏の分析です。活断層問題での適正手続きの問題について分析しています。
河野太郎氏の10月30日のブログです。反原発を唱えながら、行政改革担当大臣になった河野氏。原子力関係予算では、核燃料サイクル問題では、投資の効果が見えづらくなっています。何をするか明確に彼は述べていませんが、もしかしたら、問題に切り込むかもしれません。
日本経済新聞10月30日記事。震災後、電力会社が初めて経常黒字になりました。原発が長期停止していますが、各社の努力のためです。しかし、厳しい状況は変わりません。
NHK11月1日放送。科学者が核廃絶、原子力の平和利用を語り合うパグウォッシュ会議が11月1日から5日まで長崎で開催されます。同地での開催は初めてです。被ばくの現状など、実り多い議論を期待します。(特設サイト)

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脱原発が叫ばれます。福島の原発事故を受けて、原子力発電を新しいエネルギー源に転換することについて、大半の日本国民は同意しています。しかし、その実現可能な道のりを考え、具体的な行動に移さなければ、机上の空論になります。東北芸術工科大学教授で建築家の竹内昌義さんに、「エコハウスの広がりが「脱原発」への第一歩」を寄稿いただきました。竹内さんは、日本では家の断熱効率をこれまで深く考えてこなかったと指摘しています。ヨーロッパ並みの効率を使うことで、エネルギーをより少なく使う社会に変える必要があると、主張しています。
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アゴラ研究所の運営するエネルギーのバーチャルシンクタンクであるGEPR(グローバルエナジー・ポリシーリサーチ)はサイトを更新しました。(2013年12月2日)
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