今週のアップデート - 2月29日GMOシンポ(2016年2月29日)
アゴラ研究所の運営するエネルギーのバーチャルシンクタンク「GEPR」(グローバルエナジー・ポリシーリサーチ)はサイトを更新しました。
今週のアップデート
アゴラ研究所は第5回シンポジウム「遺伝子組み換え作物は危険なのか」を2月29日午後6時30分から、東京都千代田区のイイノホールで開催します。環境、農業問題にも、今後研究の範囲を広げていきます。ぜひご参加ください。重要な問題を一緒に考えましょう。
シンポジウムに参加する小島正美さん(毎日新聞社生活報道部編集委員)の論考です。この問題をめぐる不思議な混乱を、分かりやすく7つに分類しました。考える契機に。
遺伝子組換え農作物が実用化されて20年以上が経過した。1996年より除草剤耐性ダイズや害虫抵抗性トウモロコシなどの商業栽培が開始され、2014年には世界の1億8150万ヘクタール(日本の国土の4.8倍)で遺伝子組換え農作物が栽培されている。
シンポジウムの司会を務める、アゴラ研究所の池田信夫さんの論考です。農薬を増やすという誤解に的を絞って、取り上げています。
2016年2月23日放送。出演は西本由美子さん(NPOハッピーロードネット理事長)、澤田哲生さん(東京工業大学助教)、司会はアゴラ・GEPR編集者でジャーナリストの石井孝明さん。福島の現地で何が起こっているのか。
今週のリンク
エネルギーフォーラム書籍。今回のシンポジウムの参加者である小島正美さんの編集した本です。
2)「非科学的な遺伝子組み換え作物論争に終止符を!」− 毎日新聞・小島正美記者に聞く遺伝子組み換え作物
ブロゴスPR企画。15年8月16日。上記本の出版に合わせた広告記事ですが、現状を短く、適切にまとめています。
朝日新聞2月24日記事。大手電力以外の新電力で、販売量5位をしめる会社が電力小売り事業から撤退します。以前から大口電力を販売していましたが、利益がなかなか得られなかったということです。電力自由化はこうしたリスクが発生します。
朝日新聞2月26日記事。ロジテック撤退で、問題が起きています。電力自由化は、こうしたリスクも同時にもたらします。
ウェッジ2月19日記事。亡くなった澤昭裕さんの姿を大江編集長が書いています。同誌は2月号で論考を掲載。「原子力を殺すのは原子力ムラ自身である」との警告を述べているそうです。

関連記事
-
アゴラ研究所の運営するエネルギーのバーチャルシンクタンクGEPR(グローバルエナジー・ポリシーリサーチ)はサイトを更新しました。
-
オックスフォード大学名誉教授のウェイド・アリソン氏らでつくる「放射線についての公的な理解を促進する科学者グループ」の小論を、アリソン氏から提供いただきました。
-
日本の原子力問題で、使用済み核燃料の処理の問題は今でも先行きが見えません。日本はその再処理を行い、量を減らして核兵器に使われるプルトニウムを持たない「核燃料サイクル政策」を進めてきました。ところが再処理は進まず、それをつかうもんじゅは稼動せず、最終処分地も決まりません。
-
資産運用会社の経営者でありながら、原子力行政の「非科学的」「不公正」な状況を批判してきた森本紀行HCアセットマネジメント社長に寄稿をいただきました。原子力規制委員会は、危険性の許容範囲の議論をするのではなく、不可能な「絶対安全」を事業者に求める行政を行っています。そして政治がこの暴走を放置しています。この現状を考える材料として、この論考は公平かつ適切な論点を提供しています。
-
日本ではエネルギー体制の改革論をめぐる議論が、議会、またマスメディアで行われています。参考となる海外の事例、また日本の改革議論の問題点を紹介します。
-
エネルギー問題では、福島事故の影響で、原発に賛成か反対かという論点ばかりが議論されがちです。しかし私たちが考えなければならない問題は数多くあります。原子力規制庁、外部コストと呼ばれる社会影響、代替策についての論考を紹介します。
-
12月8日記事(再掲載)。14日に衆議院選挙が行われ、事前の予想通り、自民党、公明党の連立与党が安定多数を確保。エネルギー分野では問題が山積しているのに、大きな変化はなさそうだ。
-
アゴラ研究所の運営するエネルギー研究機関GEPRはサイトを更新しました。
動画
アクセスランキング
- 24時間
- 週間
- 月間