日本人はどれだけコロナに強いのか、自称WHOの渋谷医師の言葉を借りて証明しよう

2020年04月19日 16:00

久々に腹立つやつ

この渋谷医師っていろんな左系のとこに出てくるが、実はWHOの職員でもなんでもないらしい。言うことはいつも日本政府の悪口なのだが、4万人も死んでるアメリカ在住に言われたくないわ。日本はまだ200人そこそこだぞ。イデオロギーと医学を一緒にされると本当に困る。

では、この発言に突っ込んでみたい。まず

実際の感染者数は10倍以上いるだろう

これはそのまま採用します。まあ、誰に聞いても同じようなことはいうだろう。10倍どころか20倍でもよい。ということで20倍いるぞということにする。

で、日本の今の感染者数は10,296人 死亡者は222人。重症者は221人です。
感染者数を20倍にすると205,920人です。致死率は 死亡者数/感染者ですので、致死率は

222÷205920 = 0.001 → 0.1%です

かかったひとの0.1%、つまり1000人に1人が死ぬ….恐いですか?

新型コロナ死亡率は推定0.66%、インフルの0.1%より高い傾向(CNNニュース)

にもあるように、インフルエンザの致死率は0.1%と言われてます。日本でのコロナの致死率が0.1%なら

222÷205920 = 0.001 → 日本ではコロナは薬のあるインフルエンザと同じ

ということになりますね。ワクチンも薬もないコロナがワクチンや薬のあるインフルエンザと同じ致死率なら、どう考えてもコロナのほうが弱いでしょうよ・・・つまり、知らないうちに感染者がめちゃくちゃたくさんいたということは、死者数の少ない日本では恐れるどころか「ウイルスめっちゃ弱いやん」ということになるのです。

そして死者数を日本はちゃんと把握してない説ですが、普通の肺炎と誤認されてコロナ肺炎が荼毘に付されていたらとっくにとんでもない院内感染が広がっているし、仮にそうだとしても欧米でもたくさんの人が自宅のベッドで死体で見つかってるから誤差はお互い様です。日本だけのことじゃない。

欧米と比べてみたらわかる日本の凄さ

では、渋谷医師の言うように、日本はほとんど検査をしてないのでいまの10倍の感染者があるという前提で、検査をやりまくってる他国と比較してみましょう。日本の10倍の感染者数というとだいたいイギリスです。日本は人口100万あたり880件の検査ですが、イギリスは6783件。つまり日本の7.7倍も検査してます。日本より感染者数はずっと把握してるはずだよね。

日本 感染者数 10296人 死者221人 重症者220人
英国 感染者数 114,217人 死者15,464人 重症者1,559人

感染者数は英国は日本の11倍。つまり渋谷のおっさんの説なら本当は日本はこのくらいの感染者がいるはず。しかしながら11倍で計算すると

英国の死者59倍!! 重症者6.4倍!!

という明確な差があるのである。要するに

欧米では日本の59倍も死んでいる

わけですよ・・・・・。英国の致死率は15464÷114217 = 13.5% とめちゃくちゃ近い。だからパニックになってロックダウンするのもわかるのだが、日本の致死率を英国の1/59しかないので0.22%なのである。つまり↑の計算とココで一致しました。上は20倍いるで計算しました。

欧米が恐怖で慌てふためくのはわかるが
1/59の恐怖でいい日本がビビル必要はない

と言いたいのです。

実は東アジア全体がコロナに強い

いまの死者数

アメリカ 39,015
イタリア 23,227
スペイン 20,639
フランス 19,323
イギリス 15,464

にたいし、
日本 221
韓国 234 あんなに感染爆発したのに鎮火!!
タイ 47
ベトナム 0
フィリピン 397
インドネシア 535
マレーシア 88
ちなみに中国もいまや4,632で、欧米よりずっと少ない。最初にあれだけ院内感染やらで広がって治療法も分からず多死したけど止まりました。

東アジアの死者数、異常に低すぎ二桁違う!!

日本だけなら、医学が進んでいるとか清潔だとかいろいろ言えるが、医療費が高くて庶民は病院に行けなかったりお世辞にも清潔とは言いがたい国でも死者は欧米より二桁少ない。なにも対応してない国でも2ヶ月で40万人死んでない。
そうすると「死者数が把握できてない」とかいうやつがいるのだが、いくらなんでもコロナで500人死んでるはずが実は20000人も死んでるならそこら中が死体の山だ。肺炎でゴホゴホやるのが万単位でいたらいくら何でも変だと思うだろう。

永江説では「高齢者が少ないから死なない」を挙げていたが、日本やタイや韓国みたいな高齢者が多い国でもめちゃくちゃ致死率が低いのです。

ウイルスの型が欧米とは違う?

型によって毒性が違う報告はないし、2月にベトナムに行ったときは韓国人とイタリア人がいーーーーーっぱいいた。3月にバリに行ったときも韓国人とイタリア人がいーーーーーっぱいいた。他国が入国制限したのでいけるところに集中していたのだ。ちなみにわたしが帰国した翌日に両国とも周回遅れで閉鎖しました。ww

あけだけたくさんいたイタリア人がひとりも感染していなかったとは信じがたい。こうしたことから言えることは

なんかわからんけど東アジアはコロナにめちゃ強い

という事実、つまりファクトである。欧米にとっては恐怖のウイルスでも、アジアにとってはインフルエンザなみなのだ。フィリピンもニューヨークに負けず劣らずのスラム街がマニラにあり、病院にいけない貧困層がやまほどいるが、それでもまだ397人だ。

アジア圏だけがコロナに耐性がある理由がはっきり分からないので、BCGだとか結核の蔓延のせいだと言われているが、そんなことはどうでもよくて(よくないけど)、とにかくアジア圏はコロナには強いのであります。それはもう間違いない。

もちろん油断していいわけはないが、インフルと同程度にビビっていつまで感染とは関係ない散歩とかサーフィンとかまで自粛させ、第2波の原因となったキャバクラや風俗やパチンコはのうのうと営業している。どう考えても優先順位が違う。リスクの高いところを閉めて、それでもダメなら低リスクでしょう。いまは本当に真逆の事をしています。

経済回さないと本当に死んでしまう

死者数23000人で今でも毎日の新規患者3500のイタリア
死者数4500人で毎日の新規患者 3600のドイツ

この2国がもう耐えられないって経済を復活させるというのに
死者数222人。昨日の新規患者509人なのにもっと制限すべきだガーの日本。

「命か経済か」ってバカかと思うわ。

失業率と自殺率は相関関係にある

んです。わたしが聞いているだけでも店舗数数百規模の飲食とか販売サービスで、支払いが止まり、バイトは解雇。社員給与は4割カットというところがどんどん出てきた。欧米と違い日本ではインフルエンザより低い致死率のコロナを怖がるあまりに破産や失業率が溢れるのが現実になってる。もうそろそろ目を覚まさないとえらいことになるんです。

欧米のデータがまるで役立たないことはもう明白で、ニューヨークみたいになるはまるでナンセンス。銃が無い日本で「このままでは銃犯罪が多発する」と警告するようなもの。

風営法管轄の接客水商売、パチンコ、カラオケなどはガチガチに2ヶ月ほど固く締めて、感染リスクの低い分野は解放する。三密環境は徹底的に潰すけどほかはフリーにする。でもって経済を回す。

コロナ肺炎は大変なので検査も治療もするが、軽症は勝手に家で寝てて貰うでいいじゃん。日本は、いやアジアは欧米とは違うのです。

PCR検査、軽症者に推奨せず―新型コロナ  感染2学会「考え方」まとめる(時事通信)

日本感染症学会と日本感染環境学会は、感染症診療のあり方を変えていく必要があるとして、診療に携わる臨床現場などに向けて「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方」を発表した。ポイントの一つが、軽症の患者に対してはPCR検査を勧めていないことだ。さらに、医療崩壊を防ぐために重症患者の治療に特化することを提言している。

もう、これでいいじゃん。

こういうと「無症状の人が知らないで拡散する」とか言うヤツいるけどそれでもいいじゃん。だって欧米の1/60しか死なない。しかも高齢者中心の病気だよ。無症状の若者は高齢者に近づかなきゃいいだけじゃん。そしてウイルスだしてるのは高齢者だよ!!

昨日の感染症学会のシンポジウムからです!!

高齢者には自粛して、かかっていたらウイルスまき散らすんだから家にいて貰いましょう。その分、若者は若者同士で。かかってもインフルよりずっと安全。京都産業大学もみんな軽症でどんどん退院。

これが日本のコロナの年齢別で

これがインフルエンザの年齢別です。

インフルエンザが恐くなくてコロナが恐いとか明らかにおかしいでしょうが。

自宅筋トレ生としては腕立ててでより深い位置まではいるのにコレ買ったよ

 


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年4月19日の記事より転載させていただきました。

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