今週のアップデート=遺伝子組み換え作物見学会(16年8月16日)
アゴラ研究所の運営するエネルギー・環境問題のバーチャルシンクタンクGEPRはサイトを更新しました。
今週のアップデート
1)日本産の遺伝子組み換えトウモロコシを食べてみた-見学会報告
アゴラ研究所は遺伝子組み換え作物の見学会を行いました。日本モンサントの協力で、同社の実験農場を見て、遺伝子組み換えトウモロコシを食べました。この問題を取り上げ、日本の農業の技術による変化を考えていきます。
アゴラ研究所所長、池田信夫さんの論考です。遺伝子組み換え作物を利用することで、大きく農業が代わり、先駆的に行えば儲かるということを指摘しています。
2016 年8月12日公開。出演は原子力メーカーの技術者で、現在は原子力をめぐる制度研究を行っているNPO法人パブリック・アウトリーチ・上席研究員の諸葛宗男さん、地域振興コンサルタントとして原子力の立地地域に詳しい、開発計画研究所所長の石井政雄さんた。立地地域と原発の未来について考えました。
4)企業家が活躍、米国農業-IT、遺伝子工学、先端技術を使用
米国の農業地帯を8月に記者が訪問、その優れた姿を紹介します。簡単な報告で、のち詳細なものを提供します。
16年5月に遺伝子組み換え作物(GMO)をめぐって米科学アカデミーが詳細な報告を行いました。安全という内容です。米国の専門家は、社会的な議論のある問題に対して、日本の専門家と比べ、積極的に向き合います。
今週のリンク
1)欧州の石炭事情
WWF。8月公表のリポート。ドイツの石炭の使用増で、他地域より同国の健康被害の統計が増加しているということです。
米科学アカデミーが5月に公開したサイトです。遺伝子組み換え作物の現状を包括的に評価しました。
NYタイムズ7月14日記事。GMOの統一表示義務が米国で実施される見通しです。これまで各州で基準はまちまちでした。

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日本の原子力問題で、使用済み核燃料の処理の問題は今でも先行きが見えません。日本はその再処理を行い、量を減らして核兵器に使われるプルトニウムを持たない「核燃料サイクル政策」を進めてきました。ところが再処理は進まず、それをつかうもんじゅは稼動せず、最終処分地も決まりません。
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文藝春秋の新春特別号に衆議院議員の河野太郎氏(以下敬称略)が『「小泉脱原発宣言」を断固支持する』との寄稿を行っている。その前半部分はドイツの電力事情に関する説明だ。河野は13年の11月にドイツを訪問し、調査を行ったとあるが、述べられていることは事実関係を大きく歪めたストーリだ。
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12月8日記事(再掲載)。14日に衆議院選挙が行われ、事前の予想通り、自民党、公明党の連立与党が安定多数を確保。エネルギー分野では問題が山積しているのに、大きな変化はなさそうだ。
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