グレートバリアリーフに気候危機など起きていない

Niklas Flindt/iStock
オーストラリア環境財団(AEF)は、”グレートバリアリーフの現状レポート2024(State of the Great Barrier Reef 2024 )”を発表した(報告書、プレスリリース)。
ピーター・リッド会長は、サンゴ礁の面積は記録的な高水準で、素晴らしい状態にあることをこの報告書は示している、と述べた。
「地球温暖化によって白化が起きて大災害になる」という言説にもかかわらず、過去10年間にわたり、白化の影響を最も受けやすい種(板状サンゴとクワガタサンゴ)は、その数を爆発的に増やしてきた。嘆かわしいことに、白化の影響は、メディアや一部の科学団体によって日常的に誇張されている。
リーフにおける養殖場汚染の影響はごくわずかで、3,000のサンゴ礁すべてが素晴らしいサンゴを保っている。現代において、これほど変化が少ないオーストラリアの生態系は他にない。

図 グレートバリアリーフにおけるサンゴ礁の被覆度。
2023年は前年に続いて歴史的高水準にある。
■
関連記事
-
「2050年のカーボンニュートラル実現には程遠い」 現実感のあるシナリオが発表された。日本エネルギー経済研究所による「IEEJ アウトルック 2023」だ。(プレスリリース、本文) 何しろここ数年、2050年のカーボンニ
-
これは環境省の広域処理情報サイトのトップページにあるメッセージ。宮城県と岩手県のがれきの総量は、環境省の推計量で2045万トン。政府は2014年3月末までに、がれき処理を終わらせる目標を掲げている。
-
政府「クリーンエネルギー戦略」中間整理が公表された。岸田首相の肝いりで検討されてきたものだ。 紆余曲折の末、木に竹をつなぐ もともと、この「クリーンエネルギー戦略」は、脱炭素の投資を進めるべく構想されたものだった。これは
-
9月25日、NHK日曜討論に出演する機会を得た。テーマは「1.5℃の約束―脱炭素社会をどう実現?」である。 その10日ほど前、NHKの担当ディレクターから電話でバックグラウンド取材を受け、出演依頼が来たのは木曜日である。
-
目を疑いました。。 都内の中小企業が国内外のカーボンクレジットを取引しやすい独自の取引システムを構築します!!(2024年06月06日付東京都報道発表資料) 東京都では、「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都内の中小
-
笹川平和財団が発表した「プルトニウム国際管理に関する日本政府への提言」が、原子力関係者に論議を呼んでいる。これは次の5項目からなる提言である。 プルトニウム国際貯蔵の追求:「余剰」なプルトニウムを国際原子力機関(IAEA
-
JBpressの記事は、今のところ入手可能な資料でざっとEV(電気自動車)の見通しを整理したものだが、バランスの取れているのはEconomistの予想だと思う。タイトルは「内燃機関の死」だが、中身はそれほど断定的ではない
-
今年も冷え込むようになってきた。 けれども昔に比べると、冬はすっかり過ごしやすくなっている。都市熱のおかげだ。 下図は、東京での年最低気温の変化である。青の実線は長期的傾向、 青の破線は数十年に1回の頻度で発生する極低温
動画
アクセスランキング
- 24時間
- 週間
- 月間

















