今週のアップデート - 東日本大震災から5年(2016年3月14日)
アゴラ研究所の運営するエネルギーのバーチャルシンクタンク「GEPR」(グローバルエナジー・ポリシーリサーチ)はサイトを更新しました。
今週のアップデート
福島原発事故から5年が経過しました。ところが原子力をめぐるデマは、少なくなったものの、それ根絶されていません。そのデマを拡散した人、拡散を許した専門家の行動を振り返っています。
関西電力の高浜原発について、大津地裁が3月9日に差し止め判決を出しました。その解説です。裁判所の判断に疑問点だらけですが、それは「政治の無責任」により生まれたと指摘しています。
2016年3月11日公開。出演はNPOパブリック・アウトリーチ上席研究員の諸葛宗男さん、常葉大学経営学部教授の山本隆三さん、司会はアゴラ研究所の池田信夫所長です。5年間の混乱を総括していますが、「政治の無責任」という批判は、一致しています。
今週のリンク
BBC、3月10日放送。福島の避難区域を特派員と、研究者が歩いています。原題は「
Has Fukushima’s radiation threat been exaggerated?」誇張されたのではないかという指摘です。(英語)
2)志賀原発の破砕帯 刑事事件なら「冤罪」だ…多角的な評価への道開け
産経新聞3月9日社説。北陸電力の志賀原発の破砕帯問題で、評価書案で活断層の可能性が強く打ち出されました。問題ある判定をまとめています。
アゴラ研究所所長池田信夫氏の3月10日コラム。大津地裁判決で、ゼロリスクに偏重した考えに疑問を示しています。
アゴラ研究所池田信夫氏の3月3日コラム。「メルトダウン」という言葉をこだわる人たちに対して苦言を示しました。この言葉は、いわゆる「バズワード」でこだわる意味がありません。それなのに騒ぐ人たちがいます。
5)班目春樹のページ
福島原発事故時点で、原子力安全委員会委員長だった東大名誉教授の班目春樹さんがホームページを3月に拡充しました。特にマンガのところでは、当時の首相の菅直人らしい人などの狂乱ぶりが伝わります。一方で、事故対応で適切さに欠けたと批判を集めた班目氏の無責任さも印象づけられます。内容は「証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか」(新潮社)とも内容はかぶります。日本の科学エリートの無責任さ、無能さを考える材料として。
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